教員採用試験 内容

教員採用試験(正式名称:教員採用候補者選考試験)の試験内容について

前回,筆記試験の内容について紹介してきました。

今回は実技試験について紹介します。

 

[実技試験]

1,集団面接

2,個人面接

3,模擬授業

4,音楽・体育実技

 

1,集団面接

30~50分程度の中で4~10人ほどで自己PRや面接官の質問に答えていきます。

また,集団討論を同時に行う自治体もある。

 

特徴

・時間が限られているため,簡潔に自分の考えを述べる必要がある。

・他の人の意見を聞いている時の姿勢や所作も重要視されている。

・例年質問が類似しているため,過去問を研究すると良い。

 

2,個人面接

15~20分の中で受験生が1人に対し面接官が3人に対し,熱意や今までの経験,今後の目標などを答えていきます。

 

特徴

・志望動機や過去の経験,またそれらによって得られた知識を聞かれる。

・自分が答えた内容に対し,その意図や知識など深掘りされることが多い。

自治体毎の教育知識も含めた質問内容が多いためそれらの研究も必要。

 

3,模擬授業

実際の授業を想定して,3~10分程度模擬授業をします。

 

特徴

・事前にお題が出される場合は,事前に準備しやすいが,当日くじで引く場合はその場で授業の構成を考えなければいけない

・授業の内容だけでなく声,姿勢,児童,生徒への対応を見られる

・恥を捨てないと上手く出来ない

 

4,音楽・体育実技

リコーダーや,ピアノ,歌などの音楽の技術や,バスケ,水泳,ダンスなどの体育の技術を発表する。

 

特徴

・それぞれの技術の高さは,あまり関係ない(中高は別)

・ポイントを押さえた動きや,児童生徒に対してどのように見せようとしているかを見られている

・他の受験生と差が生まれにくい